財団について|ABOUT US

ご挨拶

平成26(2014)年1月、長野県文化振興事業団理事長に就任致しました。

長野県は素晴らしい自然に恵まれ、豊かな歴史と伝統を受け継いでまいりました。それらは東山魁夷画伯をはじめ、多くの芸術家に特別なインスピレーションを与えてきたことは皆様ご承知の通りです。しかしこれまでは、このような素晴らしい文化資源が必ずしも十分に活用され、県の活力の増進や、県民の幸せに結びついた訳ではありません。

文化芸術にはさまざまな力があります。それは個人に心の感動を表現し、他とそれを共有し、コミュニケーションを行う力を与えてくれます。またすべてのひとを社会に包摂する事で社会の連帯を深め、ひとりひとりに生き甲斐を与える力もあります。
さらに大きな経済効果を有します。文化芸術活動への投資が有する生産誘発効果は、決して公共事業に大きく劣るものではないばかりか、人々が充実した生活を送ることを可能にするという、数字にならない効果もあります。
加えて漫画やアニメなどの現代文化から、能や文楽のような古典文化、伝統工芸に至るまで、日本のイメージを向上する役割ももっていることが最近ますます明らかになってきました。
しかし最も重要な役割は、われわれを固定観念や既成概念から自由にしてくれること、および古来日本人が作り上げ、伝承してきたさまざまな知恵や教えを文化財という形でいまを生きる者に与えてくれることです。

今後は県内はもちろん県外のさまざまな文化施設との連携を深めながら、こうした文化芸術がもつ力が、県内に満ち溢れ、県民をしあわせにするモデル県となり、日本再生のリーディング県になるよう、微力を尽くす所存です。

県民の皆様のご理解とご協力をお願い致します。

理事長  近藤 誠一

概要

名称 一般財団法人 長野県文化振興事業団
所在地 〒380-0928 長野県長野市若里 1-1-3
ホクト文化ホール(長野県県民文化会館)内
TEL:026-291-4800 FAX:026-226-1574
設立年月日 昭和54年(1979年)9月12日
目的 指定管理者の指定を受けた文化施設及びその他の施設の管理運営及び芸術文化の振興事業並びに埋蔵文化財の調査及び研究その他必要な事業を行い、もって県民の文化の向上に寄与することを目的とします。
事業内容 1 指定管理者の指定を受けた文化施設及びその他の施設の管理運営
2 芸術文化の振興に関する事業
3 埋蔵文化財の調査、研究、保護思想の普及等
4 その他事業団の目的を達成するために必要な事業
沿革 昭和54年9月 財団法人長野県文化振興事業団設立

昭和54年12月 飯田創造館開館

昭和55年12月 佐久創造館開館

昭和58年4月 県民文化会館開館

昭和61年4月 信濃美術館の管理運営受託

昭和63年12月 伊那文化会館開館

平成2年4月 信濃美術館に東山魁夷館併設

平成4年7月 松本文化会館開館

平成6年11月 県立歴史館開館

平成10年4月 財団法人長野県埋蔵文化財センターを統合

平成17年4月 県立歴史館の運営が長野県直営となる

平成18年4月 県民文化会館・伊那文化会館・信濃美術館・飯田創造館の指定管理者として管理運営受託(第一期)

平成21年4月 県民文化会館・伊那文化会館・松本文化会館・信濃美術館・飯田創造館の指定管理者として管理運営受託(第二期)

平成24年4月 飯田創造館の指定管理者として管理運営受託(第三期)

平成25年4月 一般財団法人へ移行

平成26年4月 県民文化会館・伊那文化会館・松本文化会館・信濃美術館の指定管理者として管理運営受託(第三期)

平成31年4月 県民文化会館・伊那文化会館・松本文化会館・信濃美術館の指定管理者として管理運営受託(第四期)

令和3年4月 県立美術館 新築・改称
その他

アクセスマップ

JR
ご利用の場合
JR長野駅下車、東口から徒歩約10分
タクシー
ご利用の場合
JR長野駅東口から約5分